2020.11.11 プリキュア&鬼滅の刃etc

プリキュア』と『鬼滅の刃』の映画の感想、その他諸々です。


《アニメ鑑賞録》

前々回の記事で「アニメはもういいよ」なんて言っておきながら、それから10日ほど経てば、またアニメを観たい欲がムクムクと湧いてきました。
我ながら単純馬鹿な性格で良かったw


最近は割りと映画館に足を運ぶ機会があり、観たかった『プリキュア』と『鬼滅の刃』の映画を観てきました。
平日の夜に行きましたが、『プリキュア』は観客は私ただ1人の貸切状態だったので、超快適でした。
続けて『鬼滅』も観ましたが、こちらは公開当初は平日でもほぼ満席だったらしいですが、今回は20人ほどでしたね。


『映画 プリキュアラクルユニバース』(2019)
評価 : ☆
今回映画館で観た映画の感想の前に、予習として観たプリキュアのクロスオーバー映画の前作の感想から。
『スター☆トゥインクルプリキュア』『HUGっと!プリキュア』『キラキラ☆プリキュアアラモード』のシリーズ3作のクロスオーバー映画。
物語は雑で、あっという間にプリキュアが全員集合したかと思えば、あれよあれよの内に何か終わってしまったという感じです。
映像的にも雑で、作画レベルはテレビアニメ以下…というか何だか崩れてましたね。
全体的に子供騙しな印象でした。
駄目だった本作を観ることで、今回の『プリキュアラクルリープ』の出来の良さが際立ちましたね。


『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』(2020)
評価 : ☆☆☆
鬼滅の刃』は評価を別にした個人的な好悪で言うと、結構好きな作品ではあります。
しかし、本作の感想としては、テレビ版を観て気になっていた部分が、劇場版ではより一層気になりました。
全体的に、鬼との戦いを軸としながらメロドラマに寄りすぎな作風や、所々で水を差すようなギャグを入れるところなど、一つの作品としての厳しさが感じられません。
まあ少年漫画原作アニメにそれを求めるのも酷な話かも知れませんし、そんな甘い内容だから大衆にウケてるんでしょうけどね。
世間で「泣ける映画」と言われているように、特に本作ではあざといくらい泣かせに来ていて、ここまであざといと私みたいなオッサンには響きません。
戦闘シーンは健闘していると言えるでしょうが、ufotable作品としては、先に鑑賞した『Fate』の映画のほうがインパクト・迫力で勝りました。
一つの映画としての純度でも、後述する『プリキュアラクルリープ』には及びませんでしたね。
本作の興行収入は『千と千尋の神隠し』を超えて歴代1位になるかも知れませんが、本作が宮崎駿作品のように世界に出しても恥ずかしくないアニメ映画とはちょっと言えないですね。
あくまで日本国内での一時のブームに留まる気もしますし、ジブリ映画のような時代の風雪に耐える作品とは言えないかなと。


『映画 プリキュアラクルリープ みんなとの不思議な1日』(2020)
評価 : ☆☆☆☆
プリキュア』シリーズの劇場版であり、現在放送中の『ヒーリングっど♥プリキュア』、前作『スター☆トゥインクルプリキュア』、前々作『HUGっと!プリキュア』のシリーズ3作のクロスオーバー映画。
個人的には『鬼滅』よりもこちらが本命でしたし、実際満足度でも断然こちらが上でした。
タイトルにあるように、物語は同じ1日を繰り返すループものですが、上映時間71分の中で上手く処理されています。
作画レベルが高く、プリキュアたちの戦闘シーンは予想以上に派手で、視覚的な楽しさは抜群でした。
13人のプリキュア大集合も華やかで大変よろしい。
私が観た近年のプリキュアの中でも『ヒーリングっど♥プリキュア』は特に好きなので、のどかとキュアグレースの活躍は大満足でした。
キュアグレースの劇場版限定フォーム「スーパーグレース」も最高でした。
全国のアニメファン諸君、いまアツいアニメ映画は『鬼滅』よりも『プリキュア』ですぞ!
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『映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日』3DCGエンディングダンス映像



《最近の日本映画について》

現在『鬼滅の刃』の映画が大ヒット中ですが、そんな中ネットで気になる意見を見かけました。
「日本の映画はアニメ以外はダメ」というものです。
個人的には、その意見には首を傾げます。


確かにどの国の映画も、メジャー映画はダメなものが多いですし、日本でもテレビでバンバン宣伝しているような大衆向け映画はダメなものが多いです。
しかし、メジャー映画から少し外れた映画には、なかなか見所のある作品があります。
私が最近観た映画では、その年の年間ランキングを作る場合、他国の映画を押し退けてベスト10に入れたい作品はなかなか無いものの、ギリギリランク外で健闘したと言える良い作品は結構あります。


新作ではなく私が下半期に観た近年の作品で、具体的な作品名を挙げると『蜜蜂と遠雷』『カツベン!』『宮本から君へ』『新聞記者』などですね。
蜜蜂と遠雷』は特にお気に入りで、演奏シーンのカメラワークは圧巻で、私が年末か年始に作る予定のランキングには入らなくても、部門別の撮影賞を与えたいですね。
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もう一つ、最近観た日本映画で特に良かったのは、ドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』です。
監督・信友直子が、自身の両親の老夫婦を記録したドキュメンタリーで、アルツハイマー病の妻と、彼女を支える夫の様子を客観的に捉えています。
現在、祖母が同じような状況にある私にとって、他人事には思えない内容で、胸に迫るものがありました。
高齢化が進む現代に観てほしい作品であり、若い人ほど観てほしい作品でもあります。


アニメと実写、ましてやジャンルが違う作品を単純には比較できないですが、個人的に上記の作品はどれも『鬼滅の刃』よりも優れていると思う作品であり、良かったと思える作品です。
そんな感じですから、ネットでの「日本の映画はアニメ以外はダメ」なんて意見は、日本の実写映画をちゃんと観ていない、そもそも興味が無い、またはアニメ映画を持ち上げて実写映画を貶めたい人間が作り上げた幻想に過ぎないと思います。


もちろん日本のアニメ映画にも良い作品はあります。
しかし、私の評価で言うと、テレビアニメの劇場版といったテレビ畑の作品を別にした、映画畑のフィールドで直近5年以内で健闘した作品をピックアップすれば、新海誠片渕須直山田尚子湯浅政明、この4名の監督作品に限られます。


売上や人気という分かりやすい指標では、アニメ映画のほうが上でしょうが、健闘した作品の数ではまだ実写映画のほうが上回るかと思います。
「売上や人気が全て!」という人もいますが、そうした考えはただの思考停止だし、あまりにも狭量な価値観だと思いますね。
アニメ映画も実写映画も愛する中庸な立場の私としては、変な喧嘩はやめてもらいたいですけどね。



《虹ヶ咲学園》

現在放送中のアニメで、毎週特に楽しみにしているのが『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』です。
天王寺璃奈がメインの第6話は神回でした。
脚本を手掛けた田中仁は、『プリキュア』シリーズや『ゆるキャン△』などで定評のある脚本家で、個人的な注目人物ですね。
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【限定公開】ツナガルコネクト / 天王寺璃奈(CV.田中ちえ美)【TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第6話ダンスシーン映像】

【限定公開】Dream with You / 上原歩夢(CV.大西亜玖璃)【TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第1話ダンスシーン映像】

【限定公開】Poppin' Up! / 中須かすみ(CV.相良茉優)【TVアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』第2話ダンスシーン映像】