2020.10.25 アニメ鑑賞録

10月のアニメ鑑賞録です。


よくアニメを観ていた9月に比べると、10月はパワーダウンして思ったほど観られなかったかなと。
5月からアニメばかり観てきて約半年経ちましたが、さすがにちょっと疲れてきたというのもありますね。
アニメの過剰摂取により、私の脳も「アニメはもういいよ」と言ってます。
11月はちょっと面倒な仕事もあるし、プライベートではアニメ以外の趣味も楽しむことにしますかね。


好きなものを摂取しすぎても体に毒ですし、例えアニメが好きでもアニメばかり観ていたのでは幅の利かない人間になっちゃいますし、個人的にもそういう生き方はあまり好きではないですしね。
別に生き急いでるわけでもないので、ゆっくりのんびりやるとしますか。


今回も古い作品から順番に、現時点での評価も載せています。
今回の目玉は世界名作劇場ですね。


『家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ』(1981)
評価 : ☆☆☆☆☆
世界名作劇場シリーズ第7作。
名作劇場が観たくなりましたが、『ハイジ』『ペリーヌ』『アン』みたいな女の子が主役の作品が観たい気分だったので、未見だった本作を観ることにしました。
無人島に漂流した家族のサバイバル生活の模様が面白いです。
原作は昔ちょっと読んでいて、文章で読むとサバイバル描写がくどく感じましたが、アニメでは結構嫌味なく観ることができます。
原作に登場しない女の子を登場させ、主人公にしたのも良いアレンジでした。
フローネはパッと見は美少女ではないけれど、無邪気で可愛らしく、全体の雰囲気を柔らかくしてくれましたね。
f:id:yukimurax:20201025105121p:plain

ふしぎな島のフローネより『裸足のフローネ』    潘恵子

ふしぎな島のフローネ フローネの夢 (潘 恵子)


王立宇宙軍 オネアミスの翼』(1987)
評価 : ☆☆
ガイナックスの第1作となるアニメ映画。
昔一度観たきりなので、かなり久しぶりの再鑑賞です。
映像は凄いですが、物語はかなり物足りなかったです。
観終わって印象に残ったのは、映像の凄さと、主人公の声が森本レオだったことだけw
ガイナックスの作品としても、後の庵野監督の作品群のような楽しさはないですね。


『ハーバーライト物語』(1988)
評価 : ☆
ぴえろ魔法少女シリーズ最終作『魔法のステージファンシーララ』の原案になった女児用文具のキャラクター商品『魔法のデザイナーファッションララ』を元にしたOVA
本来ならぴえろ魔法少女シリーズの1作品ですが、その内容から公式にも黒歴史扱いされている作品。
このシリーズらしからぬ物語で、主人公はいじめられるわ、ギャングがテロを起こすわ、不倫があるわで、暗くじめじめした内容です。
肝心の話は滅茶苦茶で、ラストも夢オチという…。
ぴえろ魔法少女シリーズが長年断絶することになったのは、もしかして本作が原因?


うる星やつら 月に吠える』(1989)
評価 : ☆☆☆
うる星やつら』のOVAは数が多いので、中でも良さそうなものを観ることにしました。
ラムちゃんが作った月見団子を食べたあたるが狼男になるお話で、なかなか楽しめます。
OVAなので映像が綺麗ですね


うる星やつら ヤギさんとチーズ』(1989)
評価 : ☆☆☆☆
こちらも『うる星やつら』のOVAですが、これは面白かったですね。
ヤギの幽霊を巡る騒動が楽しく、最後のオチも良かったです。
f:id:yukimurax:20201025105725j:plain


トラップ一家物語』(1991)
評価 : ☆☆☆☆☆
世界名作劇場シリーズ第17作。
傑作ミュージカル映画サウンド・オブ・ミュージック』の原作であるマリア・フォン・トラップの自叙伝をアニメ化した作品。
映画は大好きですが、こちらのアニメは未見でした。
躍動感溢れる映像では映画に分がありますが、アニメ版のじっくり描かれた物語も素晴らしい。
修道女マリアの自由奔放さがトラップ一家の心を解放していく様は胸を打たれます。
小さいマリアも天使のようで可愛らしい。
映画もアニメも何度も観たくなるし、こういう心が洗われる作品は何度観ても良い。
f:id:yukimurax:20201025105925p:plain

Trapp Family Story - Ryoute wo hirogete 両手を広げて - HQ Audio


ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(1991)
評価 : ☆☆☆☆
現在放送中のリメイク版が物足りなかったので、急遽再鑑賞することにしました。
ドラクエよりもFF派の私ですが、ドラクエも結構好きでしたし、ドラクエを元にした漫画『ダイの大冒険』も好きで読んでいましたね。
原作に近い絵や、すぎやまこういちによるゲームのBGMをアレンジした音楽など、雰囲気作りではリメイク版を大きく引き離します。
コミカルでありながら、ドラクエのクラシックな魅力も併せ持ち、オールドファンなら断然こちらですね。
声優陣も個人的にこちらが馴染みますし、レオナ姫を大好きな久川綾さんが演じているのが良い。
つまらん大人の事情で打ち切られなければ…。
f:id:yukimurax:20201025113440j:plain

勇者よ急げ!!

ダイの大冒険 この道わが旅


レ・ミゼラブル 少女コゼット』(2007)
評価 : ☆☆
世界名作劇場シリーズ第24作。
名作劇場は最近になって改めて観ても面白いですが、全部が名作ではないし、個人的に本作に関しては否定派になりますね。
原作と違う内容でも基本的に気にしない私ですが、フランス文学の古典中の古典で、何度も映像化されイメージが定着している本作は、さすがに話が変わります。
子供向け作品として少女コゼットを主人公としていますが、コゼットが物語を牽引する役目を持つわけでなく、原作同様に状況に流され守られる立場なので影が薄いです。
結局コゼットは形だけの主人公で、原作同様、ジャン・ヴァルジャンのほうが活躍します。
元々私は、原作のコゼットがメインの部分はそこまで好きではなく、ジャン・ヴァルジャンやファンティーヌのほうが好きなんですよね。
アレンジにより『レ・ミゼラブル』の持つ悲劇性が薄まっているのもいまいち。
名作劇場としては今風の絵も迫力不足で、結局最後まで馴染めませんでした。
ジャン・ギャバン主演の1957年の映画版を再鑑賞したくなりましたね。


百合星人ナオコサン』(2011)
評価 : ☆☆☆
kashmirの漫画が原作のOVA
1話完結の短い作品ですが、これはなんかハマりましたw
多分ギャグが私の肌に合ったんでしょうね。
主観的には☆☆☆☆でもいいくらい。
「百合星」からやってきた宇宙人ナオコサンが引き起こす騒動を描いたギャグ作品。
タイトルに「百合」とありますが百合要素はほぼなく、変態・エロネタがほとんどで、特に幼女ネタが多いです。
ナオコサンのハチャメチャな言動と新井里美の声が良いですね。
みすずのツッコミも面白い。


planetarian~星の人~』(2016)
評価 : ☆☆☆
Keyのノベルゲーム『planetarian~ちいさなほしのゆめ~』のアニメ映画。
先にアニメ化したテレビ版に新規映像を加えた内容なので、こちらを観るつもりならテレビ版は観なくてもいいです(大部分の内容がかぶるので)。
物語はコンパクトながら感動的で、純粋なロボット・ゆめみの言動に胸を打たれます。
映像的魅力に乏しいのが欠点で、例えば星空や背景の美しさではアニメ映画『銀河鉄道の夜』や京都アニメーション作品には及びません。
Key×京アニの作品が好きだったので、本作も京アニが作ってくれてたらなと、ちょっともったいない気持ちになりましたね。


やがて君になる』(2018)
評価 : ☆☆☆
仲谷鳰の漫画が原作のテレビアニメで、女の子同士の恋愛を描いた百合ものです。
序盤は心理が不透明な所もあり、なかなかノリきれない感じではあります。
観ていく内にその辺りの心理も解り、百合ものとしてなかなか見応えも出てくるのですが、もうちょっと上手く作れたかと思います。
作品によっては、あえて心理を不透明にすることで衝動的な恋を描いたものもありますが、本作の場合はじっくり描いたほうが良かったでしょう。
映像的にも物語的にも、女の子同士の隠微な感情を表現した『リズと青い鳥』に比べるとだいぶ物足りないです。
「最高の百合作品」という評には同意しかねますが、場面的には良い所もあり、なかなか捨てがたい魅力のある作品ではありました。
EDは好きでしたね。

【やがて君になる】EDテーマ「hectopascal」試聴動画


『劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] Ⅲ.spring song』(2020)
評価 : ☆☆☆☆
結局映画館に観に行きました。
田舎の映画館の平日の夜はほぼ無観客状態で、なんとも快適でしたよ。
前作のセイバーオルタVSバーサーカーも凄かったですが、本作の士郎&ライダーVSセイバーオルタも凄いですね。
原作ファンには嬉しいエピソードも盛り込んでいて、Fate好きであるほど楽しめます。
本作で桜ルート完結ですが、三部作楽しませてもらいました。
f:id:yukimurax:20201025114424j:plain

Aimer 『春はゆく』MUSIC VIDEO(主演:浜辺美波・劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song主題歌/FULL ver.)