2020.9.28 ぴえろ魔法少女

今回はぴえろ魔法少女シリーズが中心のアニメ鑑賞録です。


今月はぴえろ魔法少女シリーズにハマっていて、シリーズ作品を重点的に鑑賞していました。
と言っても、シリーズ第4作『魔法のアイドルパステルユーミ』に関しては、シリーズの中でもあまり評判が良くなくて、配信でも扱われていないので、今回観るのを保留にしました。
もしどこかが配信してくれたら、その機会に観てみたいとは思いますけどね。


今回の鑑賞作品は10作品中6作品が星4つ以上の高評価なので、アベレージが高いです。
(また、この機会に以前作った記事「2019年アニメベスト10」を作り直したので、もしよろしければそちらもご覧下さい。)


魔法のプリンセス ミンキーモモ』(1982)
評価 : ☆☆☆☆☆
ぴえろ魔法少女シリーズの前身にあたる作品。
女の子が魔法の力で大人になって活躍するという要素は、後のシリーズに受け継がれています。
全63話と長いので敬遠していましたが、女児向けアニメらしからぬ暴走っぷりが面白くて一気に観てしまいました。
多様でハチャメチャな展開に加え、いろんな作品のパロディ満載で、「これ一体何のアニメだ?」というカオスな楽しさを提供してくれます。
第46話で実質のクライマックスを迎えますが、そこでの展開も女児向けアニメらしからぬ衝撃的な内容です。
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魔法のプリンセスミンキーモモ OP1「ラブ・ラブ・ミンキーモモ」小山茉美

魔法のプリンセスミンキーモモ ED1「ミンキーステッキドリミンパ」小山茉美


魔法の妖精ペルシャ』(1984)
評価 : ☆☆☆
ぴえろ魔法少女シリーズ第2作。
主人公ペルシャの声優は冨永みーなで、シリーズで唯一主役を本職の声優が演じた作品です。
ペルシャの口癖の「~ですの」「やーの」「ウッスラパー」など、いわゆる「ペルシャ語」が癖になりますね。
シリーズの中では比較的オーソドックスな内容なので、相対的に見応えの薄い作品ではあるものの、終盤は次作『マジカルエミ』に通じる部分がありなかなか興味深いです。


魔法の天使クリィミーマミ 永遠のワンスモア』(1984)
評価 : ☆☆☆☆
魔法の天使クリィミーマミ』の続編のOVA
史上5番目に発売されたOVAであり、テレビアニメの続編としては史上初となる作品。
テレビ版の最終回が綺麗な終わり方だったので、下手な続編では蛇足となりそうなものですが、本作は続編として完璧な出来映えです。
テレビ版の世界を壊さず、視聴者の心の穴を埋めてくれる素晴らしい続編でした。
クリィミーマミ』ファン必見でしょう。
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creamy mami beautiful shock


魔法の天使クリィミーマミ ロング・グッドバイ』(1985)
評価 : ☆☆☆
こちらも『クリィミーマミ』のOVAで、『永遠のワンスモア』のさらに続編。
本作が『クリィミーマミ』の本当に最後の物語になります。
続編として完璧だった『永遠のワンスモア』に比べると、本作は少し蛇足な感じがあります。
それでも、ご都合主義でもいいからマミの活躍をもう一度観たい!という人にはうってつけの作品ですね。
『ハートのSEASON』は本当に良い曲です。

ハートのseason


『魔法のプリンセスミンキーモモ 夢の中の輪舞』(1985)
評価 : ☆☆☆☆
魔法のプリンセス ミンキーモモ』のOVA
テレビ版ほどのカオスさは無いものの、モモらしさを出しつつ綺麗に纏まっています。
テレビ版のゲストキャラが多数出演しており、『ミンキーモモ』ファン必見です。
映像も綺麗で、特に終盤のモモが飛行機に乗ってミサイルから逃げるシーンは、同年のOVAエリア88』の空戦シーンにも負けてませんぜw
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ミンキーモモ OVA(夢の中の輪舞) PV


『魔法のスターマジカルエミ 蝉時雨』(1986)
評価 : ☆☆☆☆☆
女児向けアニメらしからぬ詩的で味わい深い内容に驚かされた『魔法のスター マジカルエミ』のOVA
テレビ版の12~13話の間の夏休み期間の物語ですが、内容はなんと『マジカルエミ』の登場人物の何気ない日常の光景が延々45分続くだけ。
しかし、その何気ない日常が極上の45分になります。
テレビ版にあった叙情性をさらに突き詰め、全編ノスタルジーに溢れた繊細至極な映像群に陶酔しました。
『マジカルエミ』ファン必見の内容で、やがて来るテレビ版最終回の展開を予感させ、思わず涙が溢れてきます。
アニメにおける表現の一つの究極、至上の美をも感じさせます。
こんな素晴らしい作品に出会えたことを嬉しく思います。
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魔法のステージファンシーララ』(1998)
評価 : ☆☆☆☆
ぴえろ魔法少女シリーズ第5作であり最終作。
シリーズ最終作らしく『クリィミーマミ』『マジカルエミ』の魔法少女+芸能界の路線に回帰しています。
第4作『パステルユーミ』で止まっていたシリーズの12年ぶりの新作で、80年代から90年代へ全体的な雰囲気が変わっているものの、随所にシリーズらしさを感じさせます。
特別強い新味こそないものの、これまでのシリーズで扱った要素を深化させた丁寧な作りで、その出来映えはまさに集大成と言えます。
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魔法のステージ ファンシーララ OP&ED

Fancy Lala - Transparence

Fancy Lala - Haru Iro Photograph


『スター☆トゥインクルプリキュア』(2019)
評価 : ☆☆☆
プリキュア』シリーズとしては、個人的に初めて全話視聴できた作品となります。
ちょっとだけ観ていた前作『HUGっと!プリキュア』よりは純粋に楽しめる内容でしたし、個人的にもキャラや雰囲気は好きでしたね。
ただし、楽しめたには楽しめたけれど、その楽しさも皮相的なものに留まるので、他者にオススメできるほどではないって感じですね。
私としては、ララとキュアミルキーの可愛さで観るモチベーションは維持できましたけどね。

【スター☆トゥインクルプリキュア】キュアミルキー へんしんシーン


『映画 スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』(2019)
評価 : ☆☆☆☆
本編では特別感心しなかった『スター☆トゥインクルプリキュア』ですが、こちらの映画版はイケます。
監督・田中裕太、脚本・田中仁、プリキュアファンの間では定評のあるスタッフによる映画化ということで良く出来た作品でした。
ララを主役とし、ララとユーマの物語として要素を絞った明快さが良く、終始淀みなく展開します。
見せ場の連続、感動的なクライマックスなど、昔観た『セーラームーン』の映画のように興奮できましたね。
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メイドインアビス 深き魂の黎明』(2020)
評価 : ☆☆☆
メイドインアビス』の劇場版であり、テレビ版の直接の続編。
今回はボンドルド卿との戦いがメインで、戦闘シーンもなかなか見応えがありました。
個人的には『メイドインアビス』の冒険・探索要素が好きなので、戦闘がメインの本作は少し物足りなかったです。
ボンドルド卿とその仲間の外道っぷりについては、もっと陰惨なものを想像していたので、個人的には普通に観られるレベルでした。